医用工学のおすすめ参考書

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医用工学全体を国家試験科目として学ぶなら『スリム・ベーシック 医用工学』、数式につまずいているなら『文系でもわかる電気数学』、半導体や増幅回路などの電子回路を学び直すなら『文系でもわかる電子回路』、電界・電位・磁界を図から理解したいなら『これならわかる!電磁気学』が向いています。

4冊すべてを購入する必要はありません。まず自分が「数学」「電磁気学」「電子回路」「医用工学全体」のどこでつまずいているかを確認して選ぶのがおすすめです。

スリムベーシック 医用工学

医用工学の出題範囲を一冊で確認したい初学者向けです。電気回路、電子回路、計測などを診療放射線技師養成課程に沿って学べる点が強みです。

一方、電位や電界のイメージを一から学び直したい場合や、複素数・微積分そのものが分からない場合は、別の入門書による補足が必要です。

文系でもわかる電子回路

初学者がイメージを掴むために、一番適している参考書です。
しかし、電子回路にのみ特化しているため、電磁気学の分野が収録されていないのが欠点です。

複素数、微分・積分、ラプラス変換など、電気工学を学ぶための数学を補う本です。医用工学そのものの教科書ではないため、この本だけで国家試験範囲を学ぶ用途には向きません。

文系でもわかる電気数学

こちらの参考書は、医用工学で必要な数学について分かりやすく解説されています。
高校の数学などで躓いたかたでも、身の回りのものを例に挙げながら理解しやすく描かれているのが特徴です。
電磁気学、電子回路の両方で必要となる数学の解説がされています。

ダイオード、トランジスタ、増幅回路、ディジタル回路などを初歩から学びたい人向けです。電界や電位などの電磁気学が中心の本ではない点には注意が必要です。

図解これならわかる!電磁気学

電磁気学を初めて学ぶ方におすすめの参考書です。
身近な例を使いながら解説されています。図がとても多く、文章量も抑えながら丁寧に解説されているのが特徴です。
こちらの参考書は電磁気学に焦点を当てており、電子回路の分野の記載がないのが欠点です。

電荷、電界、電位、磁界などを図や身近な例から理解したい人向けです。電子回路や医用機器を直接学ぶ本ではないため、スリム・ベーシックなどと組み合わせて使用します。

おすすめの学習順序

数学で止まっている人:
電気数学 → スリム・ベーシック → 過去問題

電界・電位が苦手な人:
電磁気学 → 本サイトの医用工学記事 → スリム・ベーシック

電子回路が苦手な人:
電子回路 → スリム・ベーシック → 過去問題